どうも!北大生のはる(@_harukitare)です。
今回はアフィリエイトのキーワード選定のコツや方法を解説します。
・キーワード選定をアフィリエイト初心者でもわかるように説明してほしい!
・アフィリエイト収益を増やすためにキーワード選定のコツや方法を知りたい!
という人は本記事を読めばOK。
ブログ収益で生活している僕が、普段意識していることや実例を挙げながら丁寧に書いていきます。
基礎的なことから応用的なことまで紹介しており、本記事をブックマークしておいてキーワード選定する際に参考にすれば初心者でもバッチリできますよ。
タイトルのとおりアフィリエイトはキーワード選定が9割といっても過言ではないので、テキトーなままにせず確実に押さえておきましょう。
それではキーワード選定の基礎知識から見ていきましょう!
キーワード選定とは【アフィリエイトに必須】
キーワード選定とは検索結果で上位に表示させたいキーワードを決めることで、SEO対策において最も基本的で重要な作業です。
ある程度検索される需要があり、なおかつライバルに勝てそうなキーワードを選ばなければなりません。
まったく検索されないキーワードや上位表示が無謀なところを狙ってしまうのは初心者あるあるなので注意!
キーワード選定で狙うべきところは後から詳しく書きます。
ここでは、キーワード選定の基礎知識であるSEOキーワードの3つの種類とそれぞれの特徴を説明します。
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード
1つひとつ掘り下げていきます。
※文中で出てくる『検索ボリューム』とは月間検索数のことであり、無料ツールで測定できるので安心してください。
ビッグキーワード
ビッグキーワードとは1語のSEOキーワードのことで、月間検索数は10,000以上が目安とされています。
上位表示の難易度が非常に高く、個人サイトを上位表示させるのは困難でしょう。
検索している人がどんな情報を求めているかを予測するのも難しいため無理して狙わないほうが賢明です。
アクセスが集まってもあまり成約につながりません…
ミドルキーワード
ミドルキーワードとは2語のSEOキーワードのことで、月間検索数は1,000~10,000が目安とされています。
アフィリエイトでがっつり稼いでいる人はミドルキーワードでも上位表示できていることが多いですが、初心者がいきなり狙うにはハードルが高いと考えてください。
もちろん例外もあり、検索ボリュームのわりに競合が弱いキーワードを『お宝キーワード』と言ったりします。
お宝キーワードを見つけられれば上位表示できる可能性は十分。
個人的には10記事に1記事くらいの割合でミドルキーワードを狙っていくといいと思います。
ロングテールキーワード
ロングテールキーワードとは3語以上のSEOキーワードのことで、月間検索数は1,000以下が目安とされています。
3語以上あるとユーザーの意図がはっきりわかるので誘導しやすいです。
成約に近いキーワードで上位表示された場合、検索ボリュームが100以下でもかなり稼げますよ。
成約しやすいキーワードの見つけ方は後述します!
アフィリエイト初心者はひたすら競合の少ないロングテールキーワードを攻めましょう。
アフィリエイト向けのキーワード選定を行うコツ
アフィリエイトで稼ぐことを重視してキーワード選定を行うコツは次のとおり。
- 検索ボリュームは10~1,000を狙う
- 成約しやすいキーワードを見つける
- タイトルを競合サイトと差別化する
それぞれ紹介していきます。
検索ボリュームは10~1,000を狙う
先述したとおり、個人アフィリエイターはロングテールキーワードを狙っていくのが基本であるため、検索ボリュームが10~1,000のキーワードを探してください。
1語や2語で検索数が少ないものもあり、必ずしも3語以上に執着する要はありません。
ただ3語以上だとライバルが少なくなり、読者像(ペルソナ)もハッキリするので語数が多いに越したことはないです!
以下で説明するように本来はもっとさまざまな要素からキーワードを選びますが、1つの指標として覚えておいて損はないでしょう。
成約しやすいキーワードを見つける
アフィリエイトはアドセンスと異なり、単純にアクセス数を増やせば増やすほど稼げるわけではありません。
成約しやすいキーワードを見つけることがアフィリエイト収益をアップさせる近道になります。
キーワード選定において最も重要な部分なので、アフィリエイターの腕の差がモロに出るところでもあります。
初心者だからどうすればいいかさっぱりわからない…
という人のためにいくつかベーシックなものを紹介しますね。
- 商標キーワード
- 複数紹介系キーワード
- 値段に関するキーワード
- トラブルに関するキーワード
- ユーザーの声に関するキーワード
具体的に解説していきます。
商標キーワード以外は個人的な命名であり、ほかの人に言っても通じないのでご了承ください。
商標キーワード
商標キーワードとは商品名を含むキーワードのことを指します。
例えば『iPhone 11 機能』は商標キーワードですが『スマホ 機能』は商標キーワードではありません。
商品名を断定して検索するユーザーのほうが購買意欲が高く、成約しやすいことは想像に難くないでしょう。
『スマホ 機能』の記事から深堀りするために『iPhone 11 機能』の記事へ内部リンクをつなぐイメージですね
複数紹介系キーワード
複数の商品を紹介するキーワードもねらい目です。
昔は『〇〇 おすすめ』の記事を量産するだけで大量に稼げた時代もありましたが、今は企業サイトも参入してきて少し厳しくなっている印象。
とはいえ商品の種類が多くて選べないから知識のある人に判断してもらいたいというユーザーはたくさんいるので、まだまだ挑戦する価値はあるでしょう。
値段に関するキーワード
商品を購入するとき、一番気になるのは値段に関することでしょう。
売りたい商品に割引キャンペーンがある場合や、あなたが特別に安く買う方法を知っているときはぜひとも書きたいキーワードですね。
トラブルに関するキーワード
これはあまり知られていませんが、実は商品のトラブルに関するキーワードも成約しやすいです。
上記のようなキーワードで検索する人は対処法を求めていますが、すべての方法を試してダメだったら買い替えようとするはず。
特にスマホやPCであれば緊急性が高いでしょう。
当然ですが、商品を売るためにトラブルの解決策をテキトーに書くようなアフィリエイターの株を下げる行為はしないようにしてくださいね
ユーザーの声に関するキーワード
Amazonや楽天での口コミを想像するとわかりますが、商品を買う際は客観的な意見を重要視します。
人は第三者による情報を信頼しやすい(ウィンザー効果)ため、ユーザーの声に関するキーワードは需要があるのです。
タイトルを競合サイトと差別化する
少しキーワード選定とは離れますが、キーワードを選び終わってタイトルをつける際には競合サイトとの差別化を意識しましょう。
検索キーワードが『iPhone 11 レビュー』だとすると次のような感じ。
- 【iPhone 11徹底レビュー】買わないと損します【コスパ最強】
- iPhone 11のレビュー|使ってみたら最高のスマホでした
- iPhone 11を毒舌レビュー!買わないほうがいい人の特徴は? ←自サイト
- 【iPhone 11レビュー】高性能なのにこの価格!買わない理由はありません
ライバルが絶賛する中での毒舌レビューは目を引きますよね。
クリック率を高めることもSEOにおいて重要なポイントです。
いよいよキーワード選定の方法を5ステップで解説していきます!
アフィリエイトキーワード選定の方法を5ステップで解説
アフィリエイトキーワード選定の5ステップは以下のとおり。
- 記事ネタを探す
- ツールで検索ボリュームを調査する
- ブログの設計を考える
- 競合サイトを分析する
- SEOライティングを意識して記事を書く
順番に解説していきますね。
キーワード選定ステップ① 記事ネタを探してキーワードを考える
まずは自分のブログに合った記事のネタを探しましょう。
企業には出せない個性があると商品を売りやすいので自分の経験を活かせるネタにするといいです。
アフィリエイトという観点で見ると、ASPの案件から書けそうなものを選ぶと、稼ぎやすいだけでなくネタ切れも防げて一石二鳥ですよ。
ぜひ案件数の多い大手のアフィリエイトASPに登録して探してみてください。
特に『もしもアフィリエイト』と『A8.net』は審査がないので3分ほどでサクッと登録しておきましょう。
例えば映画鑑賞が趣味でVOD(動画定額配信サービス)案件の『U-NEXT』を見つけた場合を考えてみましょう。
商標キーワードが厳しいと判断したときは『映画 おすすめ』と少し工夫したキーワードが思いつきます。
U-NEXTで配信されている映画の中から好きな作品をいくつか紹介し、見たい人をアフィリエイトリンクに誘導しましょう。
次のステップでツールが関連するキーワードを抽出してくれるので、キーワード案はざっくりでOKですよ!
キーワード選定ステップ② ツールで検索ボリュームを調査する
次はツールでキーワードの検索ボリュームを調べましょう。
アフィリエイターは基本的に以下のどちらかの方法をとっているはずです。
- Ubersuggest
- 関連キーワード取得ツール → キーワードプランナー
Ubersuggestとキーワードプランナーは何が違うの?
という疑問にお答えすると、無料版ではそれぞれ異なるデメリットがあります。
Ubersuggestは1日に検索できる回数と1度に表示できる関連キーワードの数に制限があり、キーワードプランナーは詳細なデータが得られません。
課金する場合はキーワードプランナーのほうがコストパフォーマンスが高いですが、無料で使う場合は好みに合うほうを使いましょう。
僕はUbersuggestをメインで使用しています!
Ubersuggest
『Ubersuggest』の使い方は簡単です。
まずは最初の画面で調べたいキーワードを入力してください。
今回は『映画 おすすめ』で調べてみます。
次のようにさまざまなデータが表示されますが、基本的には検索ボリュームだけ把握できれば問題ありません。
『映画 おすすめ』の検索ボリュームは49,500だったので、個人で上位を狙うのは無謀だとわかりました。
画面を下にスクロールしていくとキーワード候補が表示されているので『キーワード候補を全て見る』をクリックしましょう。
候補の中から検索ボリュームが10~1,000を目安とし、書けそうなものをいくつか選べばこのステップは完了です。
『映画 おすすめ』では次のような候補が見つかりました。
- おすすめ ファンタジー 映画
- 映画 おすすめ 感動
- おすすめ 恋愛 映画 日本
検索ボリュームが140なのでねらい目でしょう。
Ubersuggestは操作が簡単で使いやすく、アフィリエイト初心者にもおすすめです!
関連キーワード取得ツール → キーワードプランナー
キーワードプランナーを利用する場合は『関連キーワード取得ツール』もあわせて使う必要があります。
調べたい検索キーワードを入力し、全キーワードリストをまとめてコピーしましょう。
コピーが完了したら『Googleキーワードプランナー』を開き『検索のボリュームと予測データを確認する』をクリックします。
『検索ボリュームと予測のデータを確認する』の欄に先ほどコピーした全キーワードリストをペーストして『開始する』をクリックしてください。
『過去の指標』を選択。
あとはUbersuggestと同じようにして候補を絞り込みましょう。
これで完了です!
ただこれらの2つの方法はたくさんのアフィリエイターが使っているためお宝キーワードはめったに見つかりません。
『U-NEXT』を紹介したいと考えたときに『映画 おすすめ』のように少し工夫するだけなく、次のような別の視点からのアプローチも考えてみてください。
- 大学生 暇つぶし
- おうち デート すること
- レンタル DVD おすすめ
多角的に考えて関連記事を増やし、内部リンクで誘導しましょう。
キーワード選定ステップ③ ブログの設計を考える
ブログの設計とは読者の誘導経路を作ることで、簡単に言えば内部リンクの使い方を考えましょうということです。
アフィリエイトで成果を上げるには記事の連携プレーが重要になるので、1記事1記事の役割を決めて孤立しないように設計することが大切なのです。
アフィリエイト初心者はこのステップを飛ばしてしまう人が多いので注意してくださいね!
僕は『Googleスプレッドシート』を使って以下のようなことを整理しています。
- 検索キーワード
- 検索ボリューム
- タイトル案
- 記事の役割(商品販売、教育、SEO集客、SNS集客)
- ユーザーの検索意図(どのような情報が求められているか)
Excelやスプレッドシートが苦手な人はメモ帳や手書きでもOK。
次のようにブログの設計を練ってみましょう(十分に調査していないため狙うべきではないキーワードも含まれまています)
※矢印が誘導経路のイメージ
まずは商品を売るための記事を書き、それからユーザーを誘導するための関連記事を書いていくのがベストです。
1記事ごとに考えるのではなく、10記事以上のまとまりで計画的に執筆するようにしましょう!
キーワード選定ステップ④ 競合サイトを分析する
キーワードが決まったら、実際に検索して競合サイトを分析してみましょう。
例として『レンタル DVD おすすめ』で検索すると、1~3位はTSUTAYAのサイト。4位は個人ブログだとわかりました。
企業サイトや公式サイトに勝つのはほぼ不可能であるため最高でも4位しか期待できず、あまりいいキーワードではないと言えます。
近年は個人のメディアが上位表示されているキーワードがどんどん減っているので根気強く探しましょう。
また競合サイトの見出しをチェックしてどのような情報を書けば上位表示できるのか把握するのも有効です。
見出しとはh2タグのことで、目次があればすぐにわかりますよ。
- キーワード選定とは【アフィリエイトに必須】
- アフィリエイト向けのキーワード選定を行うコツ
- アフィリエイトキーワード選定の方法を5ステップで解説
- アフィリエイトのキーワード選定後にやること2つ
- アフィリエイトのキーワード選定まとめ
本文まで読むかは自由ですが、僕は引っ張られてオリジナリティがなくなるのを避けたいので見出しのみ確認しています。
個人で上位表示できている人の見出しがカギになります!
キーワード選定ステップ⑤ SEOライティングを意識して記事を書く
記事を書くときに意識すべきことは次の3点。
- 網羅的に情報を入れる
- 独自性・専門性を高める
- 適度にキーワードを盛り込む
ステップ④でチェックした見出しと比較しながら網羅的に情報を入れ、経験を書いて独自性を高めたり、専門家や公式ページの言葉を引用して専門性を高めることが大切です。
記事の中、特に見出しでは狙っているキーワードを積極的に使用するようにしましょう。
SEOライティングに加えてコピーライティング(商品を売るための文章スキル)も学びたい人はキラーページとは?ブログ初心者が月6万円稼ぐ記事を書く9つのコツをどうぞ。
アフィリエイトのキーワード選定後にやること2つ
アフィリエイトのキーワード選定が終わった後にやることは2つです。
- ツールで検索順位をチェックする
- カテゴリーを充実させる
それぞれ説明していきます。
ツールで検索順位をチェックする
記事を投稿したら検索順位チェックツールを使いましょう。
常に検索順位を把握することでキーワード選定がうまくできているか判断でき、順位が落ちてきたときのリライトにも役立ちます。
当ブログでは『GRC』というツールを使用しており、画像のように順位の推移を教えてくれます。
アフィリエイトを始めたてのころは必要ないかもしれませんが、本気で稼ぎたいなら導入しておくべきツールです。
記事が増えるとキーワードの登録が大変になるので、興味のある人は早めに購入するといいでしょう。
性能や導入方法を詳しく知りたい人は【GRCの評判】機能や使い方を解説!【50記事までに導入すべき】をどうぞ。
カテゴリーを充実させる
関連記事が充実しているほうがSEOに強くなるため、検索順位を上げたい記事があれば同じカテゴリーの記事を増やして内部リンクをつなぎましょう。
雑記ブログがSEOに弱いと言われるのはカテゴリーの充実度が低いことが理由なので、アフィリエイトで稼ぎたいならジャンルを絞るほうが賢明です。
ネタ切れしない自分の得意な分野で書きましょう。
ツールで抽出した関連キーワードに合わせて記事を作成していくのがおすすめです!
アフィリエイトのキーワード選定まとめ
アフィリエイトのキーワード選定を解説しました。
- 記事ネタを探す
- ツールで検索ボリュームを調査する
- ブログの設計を考える
- 競合サイトを分析する
- SEOライティングを意識して記事を書く
冒頭でも書きましたが、アフィリエイトはキーワード選定が9割なので本記事を参考にして確実にマスターしておきましょう。
少しでもお役に立てたらうれしいです!
検索順位チェックツールに関して知りたい人は以下の記事をどうぞ。
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