「地方学生が東京で見つけた課題を解決するビジネスプランを提案せよ」
これが参加者に与えられたお題でした。
こんにちは!北大生のはる(@_harukitare)です。
僕は大学1年生の夏休みに北海道を飛び出し、東京での21日間のアクセラレータープログラム(起業に関する勉強会のようなもの)に参加してきました。
インターンしたり様々なイベントに行ったりしながら先ほどのお題についてチームで深堀りしていき、最終日のビジネスコンテストに挑みました。
そのビジネスコンテストの優勝アイデアから生まれたのが、今回紹介する「株式会社Gab」です(実は僕のチームは全く別のアイデアを提案していたんですけどね…笑)。
※2020年3月に記事を更新しました。最新情報は以下のリンクをご覧ください。
株式会社Gabとは
Gabとはスマートゴミ箱を活用して世界中のごみを無くすことを目的としたサービスを作っている会社で、名前はごみを意味する英単語Garbageに由来します。
もともとは渋谷のごみが散らかった悲惨な状況を目の当たりにして、何とかこの街をきれいにできないかと考えたのがきっかけでした。
しかし、ごみ問題は世界共通の課題であり、僕たちが汚いと思った東京でさえも世界で最も清潔な街の一つとされています。
「世界中の街をきれいにするには新たに革命的なサービスを作るしかない。」
こうして大きな夢を背負ってGabは生まれました。
サービスの概要
※サービスはまだまだ開発段階にあるため、今後内容が大きく変わる可能性があります。予めご了承ください。
Gabはごみを捨てたい人がすぐにゴミ箱を見つけられる、そして今までポイ捨てしてしまっていた人でもゴミ箱にごみを捨てたくなる環境作りを目指しています。
ポイ捨ては本来違法行為であり、その取り締まりを強化するというようなマイナス方向の解決策も確かにあります。
しかし、Gabはごみを捨てることで何らかの報酬を獲得できる仕組みを作ることでごみはごみ箱に捨てるという意識を人々に植え付け、その結果ポイ捨てがなくなるというようなプラス方向の解決策を実現しようとしています。
具体的には、街の中にスマートゴミ箱をたくさん設置してそこにごみを捨てることでアプリと連動してクーポンがもらえるというサービスを構築しています。
このシステムを活用することでごみが無くなるだけでなく、クーポンによる集客もできるため美しく賑やかな街にすることができるというわけですね。
今後の展望
現在、Gabはプロダクトについてのアイデアを絞っている段階です。
街をせわしなく行き交う人々が足を止めてでもごみを捨てたいと思えるゴミ箱にするために、日々話し合いを重ねています。
システムがある程度完成したところで渋谷で実証実験を行い、明らかとなった問題を改善してリリースする予定です。
事業を拡大するうえで東京オリンピックが鍵になると考えており、Gabによってごみをごみ箱に捨てやすくなり、美しくなった東京の街を世界にアピールする機会にしたいと思っています。
すべてのゴミが適切に捨てられ、3Rされる社会を作ります。
Gabの目指す世界
Gabの目指す世界は
「ごみが1つも落ちていない世界」
です。
ごみはすべて人工物であり、もともとは地球に存在しなかったものです。
人類の発展とともにごみは増え続け、今や無視できないほどに自然環境を脅かすようになってしまいました。
魚や鳥が被害を受けているのはもちろんのこと、人間の生活圏の衛生環境も悪化し始め、自分で自分の首を絞める形になっています。
ゴミ問題を解決しない限り、地球は滅亡へと向かっていくことでしょう。
責任はすべて人類にあるのだから、ごみを無くすことは全人類の義務なのです。
この記事を読めているということはあなたもごみ問題の責任を取らなければならない人類の1人です。
人類の今後の発展のためにも、どうかGabの応援をよろしくお願いします。
まとめ
今回は株式会社Gabについて紹介してきました。
サービスの解像度はまだまだ高くないので、動きがあり次第記事にしていこうと思います。
- 東京オリンピックできれいな東京の街を世界中の人々に見せたい人
- 世界中の街からごみを無くしたい人
- 今回の記事に少しでも心動かされた人
はSNSでシェアしたり友人に話したりして株式会社Gabを広めてくださるとうれしいです。
絶対に世界規模のインフラにしてみせます。
コメント